26日にタイムスホールで開かれた第51回沖縄タイムス教育賞の祝賀会。家族や教え子、同僚ら100人余が詰め掛け、受賞者に祝福の言葉や花束を贈った。

花束を受け取り、満面の笑みを浮かべる受賞者(右)=26日午後、那覇市久茂地・タイムスホール

 「ミスターカガック」の愛称で知られる宜野湾高物理教諭の金城靖信さん(50)は、科学の魅力をマジックで表現し、会場を沸かせた。「授業に感動をつくりたい」と始めた実験のレパートリーは300超。「これからも生徒を楽しませたい」と笑顔を見せた。

 父親の盛作さん(79)も、タイムス教育賞の受賞者。「親子で賞をもらえて本当にうれしい」と目を細めていた。

 那覇市立教育研究所指導主事の上江洲朝男さん(52)は、「授業を変えるきっかけになった」という、中原中也の「月夜の浜辺」を朗読した。生徒たちが事前に詩を読み込んだ上で、考えを出し合い、互いを尊重する様子を目の当たりにした教材。「授業へのこだわり」を示す作品になった。今後は「小中の教員が実践を交流する機会をつくりたい」と意欲を示した。

 屋我地中理科教諭の西銘美恵子さん(59)は、教え子らとダンスを披露した。「明るくて一番好きな先生」と声を掛けられ、にっこり。「残り1年の教員生活も悔いの残らぬよう頑張りたい」と話した。