全国健康保険協会(協会けんぽ)沖縄支部が2011年度の被扶養者(家族)の特定健診結果を分析したところ、女性のメタボリック症候群のリスク保有率が全国平均の1・51倍超となることが27日、分かった。全世代で全国平均を超え、被保険者(本人)の全国平均比約1・2倍を大きく上回った。同支部は家族の受診率向上や健康指導に力を入れる方針だ。

 同支部には中小企業の従業員ら約51万7千人が加入。特定健診対象の40~75歳未満は約18万6千人で、うち家族は約5万2千人。約9割を女性が占める。

 事業所から特定健診を勧められる本人の受診率は約6割に上る一方、家族は約2割程度にとどまっている。このため、同支部は未受診の約8割の中にメタボリック症候群のリスクが高い家族がさらにいるとみている。

 検査項目は九つあり、家族の女性がリスク保有率で全国平均を上回ったのは7項目。BMI(肥満度)が1・62倍、胸囲が1・56倍、HDLコレステロールが1・51倍、中性脂肪が1・18倍、脂質が1・1倍、血圧が1・05倍だった。

 同支部は「本人より家族の女性の健康状態が悪い状態にある。まずは健診を受けてもらい健康指導につなげたい」と話す。家族の特定健診に必要な受診券は4月中旬以降、本人の自宅に届く。市町村の集団健診や指定医療機関で受けられる。問い合わせは同支部、電話098(951)2011。