りゅうぎん総合研究所(池端透社長)とおきぎん経済研究所(出村郁雄社長)は28日までに2月の県内景況をそれぞれ発表した。おきぎんは消費増税前の駆け込み需要で消費関連が好調だったとし、「県内景況は拡大している」と5カ月ぶりに判断を引き上げた。りゅうぎんは前月に引き上げた「拡大の動きがさらに強まる」との判断を据え置いた。

 先行きは、3月までは駆け込み需要で消費関連が好調を持続する上、建設関連では公共投資の増加が見込まれるため、拡大傾向が続くとしている。増税後の4月以降は、反動減で勢いが減退するものの、観光客需要の高まる夏場ごろから回復傾向に入ると見通している。

りゅうぎん総研

 【消費関連】スーパー売上高は全店ベースで19カ月連続で前年を上回った。住宅建築需要の高まりなどで、家電を含む住居関連商品が伸びた。

 【建設関連】新設住宅着工戸数は8カ月ぶりに減少。増税前の駆け込み需要が一巡した。2、3月は反動減が本格化する見通し。

 【観光関連】主要ホテル稼働率は16カ月連続、売上高は3カ月連続で伸長。一方、宿泊客室単価が低下し、宿泊収入は3カ月ぶりに減少した。

おきぎん経済研

 【消費関連】家電卸出荷額は、新築物件と増税前の駆け込みの需要により、13カ月連続で増加。家電量販店では在庫確保の動きもある。

 【建設関連】生コンクリート出荷量は、民間工事向けが大きく伸び、4カ月連続で増加。公共工事請負金額は、2カ月ぶりに増加した。

 【観光関連】観光客数は、航空路線の拡充に加え、プロ野球キャンプ効果で、17カ月連続で上回った。外国客は春節需要もあり、7カ月連続増。