尖閣諸島の領有権をめぐる問題を、沖縄と台湾の住民の視点から取り上げた本紙の連載企画『波よ鎮まれ 尖閣への視座』(沖縄タイムス「尖閣」取材班編)がこのほど、旬報社から発刊された。2日以降、全国の書店などで発売する。

出版された本紙連載「波よ鎮まれ 尖閣への視座」

 石垣市と台湾を中心に漁業者や自治、文化、経済活動などに関わる地域住民を取材。排他的なナショナリズムが全国に台頭しつつある中、平和共存を望む地元の声を丹念に紹介した。沖縄タイムスでは2012年11月から昨年7月まで、計133回の連載記事を掲載した。書籍化に伴い、企画の経緯などを含め加筆修正している。

 連載記事は、第13回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞(草の根民主主義部門)、第18回新聞労連ジャーナリズム大賞の優秀賞を受賞した。

 四六判、292ページ、定価は1728円(消費税8%含む)。沖縄県内の書店には、10日ごろ店頭に並ぶ予定。