県は1日、県立宮古病院(安谷屋正明院長)を、比較的高度な周産期医療を行うことができる地域周産期母子医療センターに認定した。県内で4施設目で、離島は初めて。小児科医が24時間対応できる体制への変更や看護師の増員などが認められた。離島では初となるNICU(新生児集中治療室)は、今月下旬にも開設される。

 県はNICU開設や当直などの勤務体制の緩和に向けて2014年度に医師と看護師を増員。今回の認定を受けて、施設の軽微な改築など設置に向けた作業は加速する。

 安谷屋院長は「沖縄本島へ搬送する例も減ってきている。民間の病院と連携して地域で完結できる医療体制を進めていきたい」と話した。

 周産期医療の県の認定は2種類。リスクの高い妊婦への医療と高度な新生児医療を担う総合周産期母子医療センターは、県立中部病院と県立南部医療センター・こども医療センターの2施設。比較的高度な医療を提供する地域周産期母子医療センターは宮古病院のほか、琉球大学医学部付属病院と沖縄赤十字病院、那覇市立病院がある。