重量挙げの全国高校総体覇者で、ジュニア日本代表経験のある105キロ超級の知念光亮(豊見城高出)、94キロ級の屋良一郎(南部工業高出)、77キロ級の仲西弘一(豊見城高出)が1日、沖縄国際大学に入学した。昨年10月に新設された重量挙げ部に所属する3人は、入学式を終えた後、大学のトレーニングルームで早速練習を開始。「沖縄で頑張りたい。ここから五輪を目指す」と新たなスタートを切った。

沖国大生として新たなスタートを切った(左から)知念光亮、屋良一郎、仲西弘一=沖縄国際大学(勝浦大輔撮影)

 同大によると、現在は専用の練習施設がなく、設置を計画している段階。当面は南部工高、豊見城高で練習する予定だ。

 監督には強豪・南部工高で指導してきた屋良博之監督が就任した。屋良監督は「高校時代に活躍した選手が、県外の大学で伸び悩んだケースを見てきた。ここでは精神的なケアもできる。正しく強くしていきたい」と期待を寄せる。

 3月の全日本ジュニア(20歳以下)選手権大会で、日本ジュニア新記録を樹立した知念は「沖縄のウエート界をもっと強くしたい。3人でこれから伝統を作りたい」と力強い。同大会のスナッチで日本高校新記録を出し、完全優勝した屋良は「2人からいろいろ吸収したい。知念は、自分より重い重量を挙げる。刺激になる」と貪欲だ。同大会でトータル7位だった仲西は「2人と一緒でワクワクする。同じ舞台に立てるよう頑張りたい。部員も増やして、団体でインカレ優勝したい」と闘志を燃やした。

 日本ウエイトリフティング協会も注目する将来有望な3選手が沖縄から世界を目指す。(勝浦大輔)