【北中城】北中城村文化協会陶芸部メンバーを中心に「シーサーで景観をつくる会」(花崎為継会長)が結成され、3月31日、村安谷屋の県道81号沿いに15体のシーサーが設置された。同時に、村民を巻き込んだ周辺道路を清掃するボランティア団体も発足。つくる会のメンバーは「北中城が、いつもきれいな村であってほしい」とシーサーへ思いを込めた。

県道81号沿いにシーサー15体を設置した「シーサーで景観をつくる会」のメンバー=北中城村安谷屋

 シーサーは陶芸部のメンバーが1人1体を制作し、安谷屋第一交差点付近に設置された。沖縄自動車道の北中城インターを出て北上すると、正面に20メートルほどの台座に、ずらりと座った15体が目に飛び込んでくる。高さ50センチほどのシーサーもあり、表情も個性豊かだ。今後は定期的に周辺草花の手入れや清掃をして、沿道の美化に努める。

 県道81号沿いには、村文化協会や県立芸術大などが連携した「彫刻カジマヤー計画」で昨年までに97基のテラコッタが設置されており、村が推進する「田園文化村」を彩っている。

 陶芸家の山内米一事務局長(60)は「交通安全を願い、観光にも貢献できるのはないか」と期待。「将来的には中城城跡までつなぎ、『シーサーロード』ができたらうれしい」と夢を膨らませる。

 大城区の花咲爺会でも活躍する外間裕さん(70)は「この道がいつまでもきれいで、楽しい散歩道になってほしい」と希望を込めた。