県栄養士会は、自宅で療養するお年寄りや介護者らのための「宅配弁当店マップ」と、身近な食材で簡単に調理できる「おたすけレシピ」を作った。栄養バランスを重視し、療養者のかむ力、飲み込む力などに配慮したメニューや調理法を紹介。「食生活の充実は元気の源。食事を作れないときや手軽に作りたいときに役立てて」と呼び掛けている。

県内の宅配弁当店マップ

身近な食材で簡単に作れる料理を紹介した「おたすけレシピ」

県内の宅配弁当店マップ 身近な食材で簡単に作れる料理を紹介した「おたすけレシピ」

 厚生労働省の補助金を使い、在宅医療を食の側面から支える「ちゃーがんじゅうプロジェクト」の一環。宅配弁当店マップは国頭村から与那国町まで県内28市町村にある47事業所を紹介。柔らか食や刻み食、糖尿病食、カロリーコントロール食などの内容、配達地域、価格、電話番号を載せた。このうち、栄養士がいて日々の食事の相談にも応じる38事業所には、スマイルマークを付けた。5千部作り、県栄養士会のホームページからも印刷できる。

 おたすけレシピは、塩を加えずに済む「いわし缶入り人参(にんじん)シリシリー」、電子レンジや鍋で蒸すだけでできる「ヘチマのごまドレッシングかけ」、キャンベルのベジタブル缶とご飯、水だけで作れる雑炊など、計31の料理を紹介した。どれも冷蔵庫にある食材を使って短時間で調理できる。療養するお年寄りらのかむ力の強弱に応じて、どの料理にも2通りのレシピを載せた。550冊作った。

 県内336の訪問介護事業所に郵送予定。問い合わせは県栄養士会、電話098(942)5311。