浦添市民体育館で開催中の「第66回沖展」写真部門で浦添市の島袋進さん(66)と妻の陽子さん(66)、長男の妻でうるま市の直美さん(40)が入選した。直美さんは初、陽子さんは2回目、進さんは4回目。一緒に撮影に出掛ける写真一家で、3日は3人と親族らが来場して喜びを分かち合った。

沖展写真部門で初入選した島袋直美さん(中央)と、ともに入選した進さん(左)、陽子さん。後方は直美さんの作品「佳境」=3日、浦添市民体育館

 直美さんは、地元の闘牛場で満員の客席の中に飛び込む獅子舞を、躍動感たっぷりに活写した。陽子さんは、久高島で空き家の屋根をびっしりと覆い尽くすガジュマルの根をモノクロで撮り、住人がいたころから時が止まっているかのような雰囲気を醸し出した。進さんは、昨年の大みそかに、雲一つない富士山に沈みゆく夕日を見事に捉えた。

 進さんと陽子さんは2008年から、直美さんは進さんのおさがりカメラをもらって10年から撮り始めた。3人は常にカメラを持ち歩き、一緒に大宜味村の滝へホタルを、浜比嘉島へススキを撮りに出掛けた。

 進さんは「上高地へ行って、沖縄では見られない朝霧や雲海を撮りたい」、陽子さんは「夜景をはじめ難しい撮影に挑みたい」、直美さんは「ソメイヨシノやモミジなど、県外旅行を兼ねて季節感のある風景を撮りたい」と意欲を見せた。