県立中部病院(うるま市、松本廣嗣院長)と県立南部医療センター・こども医療センター(南風原町、我那覇仁院長)の敷地内にこのほど、院内保育園が設けられた。県立病院への設置は1980年代に閉鎖された中部病院以来二十数年ぶり。2病院は看護師や医師、職員の子育てと仕事の両立を支援したい、としている。

県立中部病院内の「おひさま保育園」を見学する病院関係者ら=4日午前、うるま市

 名称は中部病院が「おひさま保育園」、センターが「みなみのこ保育園」。いずれも定員40人で月~土曜日の午前7時から午後8時まで。週1回は翌朝までの夜間保育を行う。おひさま保育園は1日、みなみのこ保育園は3月25日に運用を始めた。

 「おひさま保育園」の開園式と内覧会が4月4日あり、松本院長は「病院で働く職員のワーク・ライフ・バランスを確保したい。これを機会に職員が定着する病院にしたい」とあいさつした。

 8カ月の長女心菜(ここな)ちゃんを預けている総合内科医・加藤利佳さん(31)は「職場に近くてすぐに駆け付けられ、融通がきくので選んだ。土曜日など学会があるときにみてもらえて助かる」と話していた。