【北谷】野国昌春北谷町長と在沖米国空軍第18航空団のジェイムズ・ヘカー准将は3日、津波警報時などに米軍嘉手納基地を避難路として開放する協定を同基地内で結んだ。同航空団が市町村と津波災害で協定を結ぶのは初。

 ルートは国道58号側の第1ゲートから入り、県道23号沿いの第5ゲートへ抜ける。第1ゲート付近は海抜16メートル。地元住民だけでなく、観光客など避難が必要な人すべてが対象で、災害訓練のための立ち入り許可や、避難経路板設置の手続きも盛り込まれた。

 ヘカー准将は「津波の際にゲートを開放し避難してもらうことは大事。医療関係者も待機させ、治療を受けられるようにする」と約束した。

 野国町長は「西海岸は海抜0~3メートルの低地で災害時は早めに高台に避難しないといけない。協定で地元自治会も安心できる」と感謝した。