20日告示・27日投開票の沖縄市長選を前に、沖縄タイムス社は5日、立候補を予定している革新・中道系無所属の新人で前沖縄市副市長の島袋芳敬氏(64)=社民、共産、社大、生活推薦=と、保守系無所属の新人で前県議の桑江朝千夫氏(58)=自民、公明推薦=を招いた討論会を開いた。東部海浜開発(泡瀬沖合の埋め立て)事業の第2区域については見解に相違があった。

沖縄市長選に向け健闘を誓い、握手する島袋芳敬氏(右)と桑江朝千夫氏=5日、沖縄タイムス中部支社

 島袋氏は「(第1区域は)現在の土地利用計画に基づき早期完成を目指す」とした上で、第2区域は土地利用計画との整合性がないため「実施は適当でない」とした。

 桑江氏は「(第2区域は)第1区域の完成を見てあらためて市民のニーズに合ったものなのか、検証に値する」として、将来的に土地利用計画を見直す可能性を示唆した。

 米軍普天間飛行場の辺野古移設には、島袋氏が「これ以上、新たな基地を沖縄に造らせない」と反対の立場を強調。桑江氏は「市長選挙の争点になり得ない。ノーコメント」として、辺野古移設の是非について言及を避けた。