墓前で先祖を供養する清明(シーミー)入りした5日、各地の墓に大勢の人が訪れた。那覇市の識名霊園では、墓前に花や重箱、果物を供え、あの世にいる祖先に送るお金に見立てた「ウチカビ」を燃やした後、親戚同士でごちそうを囲む姿が見られた。

墓前に供え物をして、先祖に手を合わせる家族=5日午前、那覇市・識名霊園

 5家族13人が集まって食事をしていた近くに住む知念真貴さん(27)は「普段はなかなか会えない親戚が集まり、先祖に近況報告する」とし、墓石によじ登って遊ぶ長男の尚志君(4)、次男の奨士君(1)を見ながら「元気な姿を見せることが何よりの供養になる」と話していた。