【石垣】石垣市(中山義隆市長)は7日、台湾での八重山観光アピールや市場調査などを目的に、本年度から市職員を台北市に海外駐在員として派遣すると発表した。昨年は南ぬ島石垣空港の台湾路線定期化やクルーズ船の寄港増で台湾からの観光客が増加。一方、観光客が減る冬場に空路が運航休止するなど、通年の八重山観光アピールの必要性が指摘されていた。

 職員は県産業振興公社台北事務所に派遣される形をとり、台湾内で八重山観光の誘致活動やニーズ調査、石垣物産出品の経済支援活動などに取り組む予定。

 市の駐在員派遣は初めてで、中・長期事業として派遣を続ける方針。

 10日に着任する小笹俊太郎主査(38)はインターネットを活用し、台湾情報発信にも取り組む予定で、「八重山観光と経済交流のパイプをつくる。ビジネスとしてのマーケットにとどまらず、地理、歴史的にも関係の深いパートナーとして文化・教育交流にも力を入れたい」と力を込めた。