自動料金収受システム(ETC)の割引をめぐり、西日本高速道路沖縄管理事務所に連日、利用者から約200~300件の問い合わせが寄せられている。従来の割引制度が3月末で終了し、引き続き割引を受けるには新たに別の制度に申し込まなければいけないが、周知が行き届いていないようだ。

 4月以降も割引を受けるには、「ETCマイレージサービス」に登録する必要があるが、ETC車載器の管理番号やカード番号などをホームページで登録するか、郵送で申し込まなければならず、手間がかかる。

 また、こうした制度変更を周知し始めたのは、国土交通省が消費増税に伴う料金改定を許可した3月14日以降。チラシや情報板などで変更を案内するが、問い合わせが相次いでいる。

 ETCを使い許田-西原間を週に数回利用する本部町の比嘉恵美子さん(70)も問い合わせた一人。「こんな制度、全然知らなかった。パソコンも使えないし手続きが煩雑」と不満げだ。

 西日本高速道路は取材に対し「新制度が分かりづらいという貴重な意見を真摯(しんし)に受け止め、広報のさらなる強化と丁寧な説明に努めていきたい」とコメントした。(島袋晋作)