東京スカパラダイスオーケストラが、モンゴル800をゲストに迎えたシングル「流れゆく世界の中で」を発売した。スカパラのデビュー25周年を記念したバンドコラボの第2弾で、モンパチのコーラスとスカパラの軽快なリズムが自然に重なり、サビの盛り上がりからの疾走感が心地よい曲に仕上がった。スカパラとモンパチの“化学変化”が楽しめる。

「流れゆく世界の中で feat.MONGOL800」のジャケット写真

 スカパラの谷中敦(バリトンサックス)はモンパチを選んだ理由を「結果が予想できるバンドとコラボしても楽しくない。モンパチとなら化学変化を起こせる予感がした」と話す。

 モンパチへの打診は「シンプルでピュアなメッセージ性に共感」というメンバーの一致した意見。モンパチ側も「スカパラは憧れの先輩。二つ返事で受けた」と声をそろえた。それだけに収録現場での交流も進み、レコーディングは一発録りでOKとなった。

 「コーラスワークとコンビネーションが最高」と谷中がモンパチの魅力を話せば、スカパラの川上つよし(ベース)も「幅広くデリケートな音を作る」と、互いに魅力を確認して高めていく作業だったと振り返る。

 歌詞を担当した谷中は「心の奥に届くメッセージ性というモンパチの魅力を意識」して作詞したという。モンパチのキヨサクは「リハーサルでいくつか歌詞の相談をして、気付いたらすんなり入ってきた」と話し、谷中は「そう言ってもらえるとうれしい」とにんまり。

 演奏でもツインのギターとドラムが絶妙に交じり合い、「気付かなかったテクニックや魅せ方、楽しみ方を幾つも引き出してもらった」とモンパチのタカシとサトシも成長を感じていた。

 スカパラのバンドコラボ第1弾は、昨年12月に京都出身のロックバンド「10-FEET」を迎えた「閃光」でスタート。第3弾まで予定している。