石垣市やJAおきなわなどが出資する八重山食肉センター(社長・中山義隆市長)が建設していた食肉処理施設が3月に完成し、今月21日から稼働する。処理能力は、1日当たり牛や馬は20頭、豚50頭に拡充。枝肉をつり下げて、血抜きから解体処理までできる方法を取り入れ、衛生面も改善した。老朽化した既存施設の代替施設で、敷地面積は約3千平方メートル。ロースや肩肉などの部位ごとに処理する部分肉加工施設も備えた。

 事業費は23億円で、うち20億円を県の沖縄食肉価格安定対策等特別対策事業で補助した。年間出荷計画は、2018年度までに牛2550頭、豚3200頭を目指す。ヤギ肉は既存施設で食肉処理する。

 県の担当者は「処理能力が増し、ブランドを確立した石垣牛をさらに売り込める。安心安全な食肉を提供したい」と述べた。