名護市でリゾートホテルを運営するホテルリゾネックス名護(小橋川聡社長)が、那覇市前島にあるシティーコートホテル運営の「ホテルシティーコート」の全株式を取得したことが11日、分かった。リゾネックス社は6月以降に引き継ぎ、ホテルの名称変更や改装などをした上でリニューアルオープンさせる。約35人の全従業員は継続雇用する。リゾート型とシティー型を同時に運営することで、幅広い客層の獲得や、団体客の那覇・名護での連泊効果が期待できるとしている。(富濱まどか)

リゾネックス名護が全株式を取得した「ホテルシティーコート」=那覇市前島

 リゾネックス社は3月末、シティーコート社の親会社だった宮古テレビが所有していた全株式を取得した。観光客主体の北部に加え、那覇にも拠点を置くことで、今後は本土から沖縄を訪れる修学旅行生などの誘致に力を入れる。

 現在、運営はシティーコート社が継続しており、修学旅行の予約で埋まる6月以降にリゾネックス社が引き継ぎ、改装に着手する。

 「ホテルシティーコート」は1986年8月に開業。地上9階、地下1階、客室数85室。レストランや多目的ホールなどを備える。修学旅行生やビジネス客を中心に利用されていたが、競争激化で年々減少傾向にあった。

 関係者によると、買収の背景には、前親会社の宮古テレビの融資難など資金繰りの厳しさがあったという。