【うるま】5月11日に市石川多目的ドームで開かれる第101回春の全島闘牛大会(主催・県闘牛組合連合会、後援・沖縄タイムス社)の組み合わせ報告会が11日、市石川の舞天館であった。連合会役員や各地の単位組合長、出場希望の牛主ら約50人が集まり、選抜牛26頭で編成した13取組を満場一致で承認した。

第101回春の全島闘牛大会

 全島闘牛大会は県内各地の単位組合から推薦のあった優秀牛が出場する闘牛界最大のイベント。全取組の終盤に連続で行われる三つのタイトルマッチ(無差別、中量級、軽量級)が目玉で、毎回会場を沸かす迫力満点の戦いが繰り広げられている。今年はどんなシーンやドラマが生まれるのか、闘牛ファンの期待は日増しに高まっていきそうだ。

 最強牛を決める「全島一優勝旗」争奪戦(体重無差別)は、昨年5月春全島で東山優武勝を破って王座に就いた古堅モータース若力が2度目の防衛をめざす。挑戦牛にはまだ2連勝とキャリアは浅いが、持久力と闘志あふれる戦いで人気上昇中の不死鳥が選ばれた。千キロ超の巨漢牛同士の激突は地響きを立てての攻防となり、観客の目をくぎ付けにするだろう。

 中量級全島一(体重970キロ以下)は無敗の快進撃を続ける闘将ハヤテが琉仁謝名戦闘鬼(旧名は友愛ちゃんトガイー)を迎え撃つ。ハヤテが連勝記録(9戦全勝)を二けた大台に乗せ、5回目の防衛なるかが焦点だ。軽量級(850キロ以下)は大蛇王がゆうり鬼若を相手に初防衛戦に挑む。ここ一年、めまぐるしくチャンピオンが交代している流れを断ち切り、王座安泰の足がかりを作りたいところ。

 4番戦は今大会きっての好カード。旭日昇天の勢いがある南武牛皇と前チャンピオン東山優武勝の一番は、今後の闘牛界勢力地図を塗り替える大一番となりそう。(又吉利一通信員)