【宮古島】県内最大のマンゴー産地の宮古島で規格外品を加工する「ティダファクトリ」(同市、荷川取ゆり子社長)が、12日から新商品「宮古島マンゴー+(プラス)」(500円、税別)の販売を始める。濃厚なマンゴー果汁に加えて、爽やかな味を引き立てるパッションフルーツ、アロエの果肉など島内産を原料に使用し、「メード・イン・宮古」の「飲むスイーツ」として売り出す。 

規格外マンゴーを加工した新商品発売を下地敏彦市長(右から2人目)に報告したティダファクトリの社員=11日、宮古島市役所

新発売される「宮古島マンゴー+」

規格外マンゴーを加工した新商品発売を下地敏彦市長(右から2人目)に報告したティダファクトリの社員=11日、宮古島市役所 新発売される「宮古島マンゴー+」

 宮古島内のマンゴー生産量は2009年に県の拠点産地認定後、増加傾向が続いている。生産増に伴い1~2割の規格外品が出ることから、その利用方法が課題となっている。同社が35軒の生産農家から規格外品を買い取り、加工した業務用冷凍マンゴーを市などが出資する第三セクター「コーラル・ベジタブル社」が調合、カップ詰めする。

 ジュースなど県内産マンゴー製品は原価の高さから贈答品や高級土産として瓶詰めが一般的。同社によると、瓶詰めジュースは500ミリリットル入りで2千円前後する。

 新商品はデザートカップ(110グラム)で、ストローを差して飲む。気軽に高級マンゴーを味わえ、持ち運びしやすいのが特徴だ。宮古空港や島内のリゾートホテルなどで販売を開始し、県内外への出荷も今後予定している。

 同社の担当者は「味には自信を持っている。本物志向の方々にも喜んでもらえる」と話した。商品の問い合わせは同社、電話0980(76)4183。