米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画で、事業者の沖縄防衛局が、資材置き場に使うための辺野古漁港の使用許可など6項目を名護市に申請したことが14日、分かった。

 提出したのは①埋蔵文化財の有無にかかる照会②漁港内の環境調査に必要な協議③辺野古ダム周辺での環境調査に必要な協議④水路の切り替えや土砂運搬用ベルトコンベヤー設置に必要な協議⑤辺野古漁港のヤード整備に伴う漁港施設の専用などに必要な申請⑥漁業権の設定されている漁場内での岩礁破砕などに必要な申請書に添付する意見書の提出依頼―の6件。

 同局は「法や、市、県の条例に基づいた」としている。申請書や協議書は11日付。

 辺野古への移設に反対する同市の稲嶺進市長は14日、市役所で「事前に調整がなく、あまりに強引なやり方だ」と防衛局の対応を批判。

 稲嶺市長は、埋め立てを前提とする協議や手続きに応じないことを繰り返し明言している。