【糸満】糸満市福地の畑で13日午前、潜水艦攻撃用の米国製350ポンド(約159キロ)投下爆雷1発の不発弾処理作業があった。陸上自衛隊によると復帰後、同爆雷の不発弾を宮古地区で計2発を処理したことがあるが、沖縄本島内では初めて。避難対象の世帯や事業所はなかった。

信管が外された後、回収される米国製投下爆雷=13日午前11時半、糸満市福地

 今回処理した爆雷は信管が水中用ではなく、米軍が地上用に取り換えて沖縄戦で使用したとみられる。処理作業は午前11時前に始まり、約20分で終了した。近くの畑で作業していた市福地の川門キクさん(85)は「(不発弾が見つかって)怖いね。だいぶ、少なくなっているはずだけど」と話した。

 市内では伊原でも同日午前9時半ごろから、米国製250キロ爆弾1発の不発弾処理作業があった。処理地点から半径288メートルの55世帯と4事業所が避難対象になり、伊原公民館には、小学生やお年寄りら15人ほどが避難した。