【金武】金武町の儀武剛町長は14日、同町役場で沖縄防衛局の武田博史局長と会談し、米軍嘉手納基地より南の基地統合計画で示されているキャンプ瑞慶覧の施設技術部地区内にある一部施設についてキャンプ・ハンセンへの移設を受け入れると表明した。武田局長は、町から要請を受けていた一般廃棄物最終処分場の予定地(約3万1千平方メートル)があるハンセンの一部返還のめどがついたことなどを報告した。

 計画では北谷町大村の白比川沿岸地域にある海兵隊コミュニティーサービスの庁舎などをハンセンへ移設することを条件に、2019年度以降に同地区約10ヘクタールの返還が示されている。

 計画を受けて町は昨年7月に(1)再編交付金の算定見直しと恒久的制度への改正(2)金武地区一般廃棄物最終処分場の返還協議の実施(3)雇用対策(4)物資の運搬・輸送経路(5)金武レッドビーチの軍民共用バース-の5項目を政府に要請していた。

 武田局長は「要請は引き続き、誠意を持って対応したい」と理解を求めた。

 儀武町長は「総合的に判断して施設の受け入れを決めた。負担増とは考えていない」と説明した。

 儀武町長は会談後、県庁に仲井真弘多知事を訪ね、受け入れを報告した。仲井真知事は「ありがたい」と謝意を示した。