沖縄振興開発金融公庫(譜久山當則理事長)は15日、農業生産法人のアセローラフレッシュ(本部町、並里哲子代表)に2千万円を融資したと発表した。同社は、工場の修繕に活用し、商品を増産するほか、衛生管理技術も向上させる。

 同社はアセロラを使った飲料やお菓子を販売している。工場の修繕により、ことしのアセロラの仕入れ量を前年比6割増の20トンまで拡大させる。増産体制が確立する2018年度の売上高を13年度比2倍の1億円まで伸ばしたい考え。

 同日、那覇市の沖縄公庫本店で会見した並里代表は「農家が安心してアセロラを多く作れるよう工場を整備していきたい」と述べた。食の安全や衛生管理に関する国際的な認証のHACCPの取得も目指す。

 沖縄公庫は、金融庁の検査マニュアルで自己資本とみなせる新事業型資本性ローンと、沖縄農林畜水産物等起業化支援資金からそれぞれ1千万円ずつ融資した。