【国頭】本島最北端の商店街に活気をもたらそうと、通りで店を構える商店でつくる辺土名大通り会(宮里芳登(よしのり)会長)が13日、発足した。同日開かれた設立総会には、地域の人々や店主、行政関係者ら約60人が駆けつけ、花いっぱい活動や歩行者天国、イルミネーションなどの事業計画を決定。力を合わせ、多くの人に来てもらおうと決意を新たにした。

「力を合わせ、街に活気を呼び込もう」と決意を新たにした辺土名大通り設立総会=13日、国頭村

 約30年前は映画館やバス停もあったという辺土名大通り。国道が整備されてバイパスが通り、近くにコンビニができると、人々の足は遠のき、現在は土日も閑散としている。昨年から通り会設立の動きが本格化し、村も地域づくり促進事業として約200万円交付した。

 通り会は辺土名社交街の入り口から約900メートルに店を構える70店のうち50店が会員。総会では「村の中心拠点として商店の繁栄と魅力ある大通りをつくる」を方針とし、地域活動事業や社会一般の福利増進に関する事業など、四つの事業目標を決めた。

 今後はロゴマークをつくり、年間を通して花いっぱい活動などで美化に努めるほか、歩行者天国や通り会内グラウンドゴルフ、チャリティー事業などのイベントも企画。子どもらと商店街のちょうちんを作って飾り、華やかにするという。同通りで喫茶店を営む宮里会長は「若い力、ベテランの力も借りて、多くの人が楽しめる魅力的な商店街にしたい。豊かな生態系が息づくヤンバルの入り口として辺土名の誇りを持ってやっていこう」と呼び掛けた。

 宮城久和村長は「できるところから行動を起こすことが大切で、地域から出たアイデアは素晴らしい。行政もインフラ整備などで支援していく」と歓迎した。