沖縄ボリヴィア協会(寺田柾(まさき)会長)は20日、コロニア・オキナワ入植60周年を記念して那覇市久茂地のタイムスホールでボリビアフェスタを開いた。現地で8月に開かれる式典を前に、移民の歩みや交流の現状を県民に紹介した。

民族舞踊のフィナーレでボリビア国旗を掲げる「イチャリバモス」のメンバー=20日、那覇市・タイムスホール

 琉球政府が米軍基地建設による農地不足から計画移民を始めたのは1954年。シンポジウムで、在ボリヴィア県人会の宮城和男会長(64)は「先輩たちが強い思いで耐え、オキナワという行政区ができるまでになった」と報告した。

 県系2世で現在は宜野湾市に住む山城興太さん(26)は「来る前は青い海、青い空のイメージだったが、建物に遮られて海は見えず、頻繁に聞こえるのは戦闘機のごう音だった」と感想を述べ、交流と相互理解の大切さを説いた。

 ディアマンテスや、ボリビア在住経験者らによる音楽と踊りのステージもあった。

 フェスタは沖縄タイムス社が共催し、オリオンビールが特別協賛した。