県が21日発表した2013年の「沖縄リゾートウエディング」の実施組数は、前年比19・8%増(1803組増)の1万921組となり、目標だった1万500組を上回って初の1万組を突破した。海外からの組数が68・6%増(327組増)の804組と大きく伸びた。

 県は14年の目標を1万3千組に設定。プロモーション活動を増やすほか、外国語に対応できるプランナー育成などにも力を入れ、受け入れ態勢を強化する。

 リゾートウエディングを取り扱う県内関連企業65社を対象に調査、うち回答のあった51社の数値を集計した。

 海外客は全体の半数を占める香港が約1・5倍、次ぐ台湾は約2倍となり、それぞれ大幅に増加した。

 ブライダルフェア出展や、旅行社やメディアを招待したツアーの開催、中国語や韓国語の専用パンフレット作成など「大々的なPRを展開した成果が出ている」(県観光振興課)としている。

 自国でも法的に有効な結婚証明書を受け取ることができる「リーガルウエディング」の受け入れに県内自治体や事業者が連携して取り組んだことも大幅増につながった要因とみている。特に香港客に需要があり408組中157組が実施。チャペルが多い恩納村、国頭村、読谷村で実績がある。

 一方、全体組数の約93%を占める国内客は、17・1%増(1476組増)の1万117組で、12年の伸び率0・2%(26組)を大きく上回った。関東地方からの申し込みがもっとも多く、全体の約4割を占めた。

 平均参列者は19人で、新郎新婦を合わせた来県者は全体で前年比20%増の約23万人と推計。挙式にかかる費用は挙式と披露宴で約128万円、挙式のみの場合は約40万円。観光客1人当たりの県内消費額6万7千円(12年度調査)で推計すると、沖縄リゾートウエディングの県内消費額は少なくても約197億円(前年比10%増)としている。

 県は本年度、一括交付金を使ったリゾートウエディング関連のPR予算に昨年の1・7倍の6200万円を計上。ほかに、失業者対策の基金で外国語に対応できるプランナーの育成や、アジア客の需要に応じたカメラ、ヘアメーク技術者の育成に取り組み、1万3千組の達成を目指す。