沖縄地区税関が21日までにまとめた2013年に那覇空港で許可を得て輸出された食料品の輸出額は前年比約2倍の4億4660万円となり、2年連続で過去最高を更新した。同空港の国際貨物ハブ機能を活用し、魚介類や肉類などの生鮮品が大幅に増えた。総輸出額(約41億円)に占める割合も前年より6・2ポイント増の10・8%となった。

 品目別で最も多かったのは「魚介類及び同調製品」で前年比約2・7倍の2億5749万円。そのうち、中華料理の高級食材であるナマコが大半を占め、前年比2・8倍の2億4685万円となった。

 次いで「肉類及び同調製品」は前年比約2倍の8200万円。牛肉が7・5倍の3780万円、豚肉が9・7%増の3408万円だった。

 ウコンやフコイダンなどの健康食品が含まれる「その他の調製食料品」は23・4%増の5882万円。「果実及び野菜」は66・1%増の3029万円、「穀物及び同調製品」は5・6%増の1159万円となった。

 国別の輸出額をみると、トップは香港で全体の86%に当たる3億8620万円。次いで台湾の2944万円、シンガポールの1550万円、米国500万円、中国493万円などの順だった。

 同地区税関では09年から始まった国際貨物ハブ機能によって、近隣アジアへの輸出が可能になったことを挙げ「日本食品の安心・安全への認知度が高く、富裕層を中心に生鮮品の需要が高い」と指摘。国際貨物便の路線拡充により、今後も順調に伸びていくとみている。