【石垣】「海のダイヤ」と呼ばれ、高値で取引されるクロマグロ漁が八重山漁協で始まり、水揚げ2日目の21日、早くも最大級の342キロの大物が姿を見せ、漁協内が活気に沸いた。

大物のクロマグロを引き揚げた具志堅用治さん=石垣市新栄町、八重山漁協

 釣り上げたのはマグロはえ縄漁船「恵美丸」の具志堅用治さん(57)。今年1号のクロマグロがかかったとの情報を得て、波照間島の南海域にはえ縄を仕掛けた。

 大物の手応えはあったが縄がもつれて巻き上げ機が使用できず。両手に力を込めて約30分の格闘の末に船に揚げた。具志堅さんは「心臓はバクバクだった」と振り返った。

 漁協の水揚げ場では漁師仲間や孫が幸先のいいスタートを祝福。東京都の築地市場への出荷作業を終え、「このままジャンジャン釣れるといいね」と満面の笑みを浮かべていた。クロマグロ漁は7月まで続く。