【石垣】石垣市の登野城漁港内で20日に漁師のもりで仕留められたサメが21日、水揚げされた。

オオメジロザメの全長を測る市職員=石垣市八島町、登野城漁港

水揚げされたオオメジロザメのおなかにいた生まれる直前の子ザメ

オオメジロザメの全長を測る市職員=石垣市八島町、登野城漁港 水揚げされたオオメジロザメのおなかにいた生まれる直前の子ザメ

 仕留められたのは、人を襲うこともあるオオメジロザメで全長は3メートル。市内の平真小5年の西表貴斗君が20日、漁港内で釣りをしている時に2匹の大きなサメが港に入るのを目撃。1匹は沖に戻ったが、もう1匹を叔父で漁師の玉城徳彦さん(31)が仕留めた。

 漁業関係者が解体すると、おなかからは生まれる直前の子ザメ16匹が出てきて、見物人から「あんなにいっぱい産むんだね」と驚きの声が上がった。

 沖縄美ら島財団の佐藤圭一研究第一課長は「魚の血の臭いに引かれたり、出産直前で浅場にいるなどの条件が重なり、漁港に迷いこんだのでは」と指摘。「整備されたビーチなどには現れないし、遭遇しても必ず襲われるわけでもないので、必要以上に怖がらないで」と呼び掛けていた。