【うるま】天願川デー市民大清掃(同実行委員会主催)が26回目を迎え、清掃を通して自然環境を考え、川への親しみを育む取り組みが定着している。20日の清掃は天願公民館周辺と新宇堅橋周辺の2カ所を中心にあり、シーミー(清明祭)の時期にもかかわらず約500人が参加した。天願川デーは、建設省(当時)の「ふるさとの川モデル河川」に認定された翌年の1989年に始まった。時期や形を変えながら続いている。

小さな子どもたちも大人と一緒に天願川を掃除した=20日、うるま市天願

 今年は各自治会や市、地域住民、PTA、各種団体や企業が協力し、ごみ拾いや草刈りに汗を流した。木を倒したり足場の悪い箇所では企業が担当、遊歩道の周辺は子どもたちと役割を分担して川やその周辺をきれいにした。

 6台余のパッカー車や2トントラックが何度も往復してごみを運ぶ量で、作業後、ちゃんこ鍋がふるまわれ、作業でおなかをすかせた参加者が舌鼓を打った。

 新宇堅橋近くを掃除した川崎小6年でサッカー部の金城輝(きざし)君は「ペットボトルや缶、ビニール袋が多かった。自転車のタイヤもあった。いろいと見つけて面白かった」と楽しんだ様子で、ちゃんこ料理も完食。少年野球の昆布アトムズの仲間と参加した同小6年の東江一利君は「掃除しながら遊んで、疲れたけど楽しかった」と満足そうだった。

 実行委員長の喜瀬剛市建設業者会会長は「シーミー時期だが、多くの参加があってよかった。不法投棄が減っているようでうれしい」と話した。天願区の照屋勇自治会長は「26年続けていると、参加者の川への思いが強く、深くなってきているようだ」と長年の取り組みを評価する。

 5月2~6日は、天願公民館前などでこいのぼりを掲げる天願川清流まつりもある。