県内製菓大手のナンポー通商(那覇市、安里正男社長)と、国内菓子メーカー大手の不二家(東京都、櫻井康文社長)は、県産紅イモを素材に共同開発したチョコチップクッキー「カントリーマアム・紅いも味」を23日から、県内で限定販売する。県産紅イモ100%のペーストを生地に練り込み、独特の甘みが特徴。パッケージにはシーサーや海が描かれ、沖縄らしさを演出している。

県内で限定販売される「カントリーマアム・紅いも味」

 ナンポーが県産紅イモペーストを原料(約3トン)として供給し、不二家が製造。ナンポーが県内のホテルや土産品店、観光施設などで販売する。16枚入りで648円(税別)。売り上げ目標は8千万円。

 ナンポーの安里睦子常務が不二家に商品開発を持ちかけ、味やパッケージの監修を担った。土産品の売れ筋などのデータや販売計画書などを具体的に示し、3度目の交渉でゴーサインが出たという。

 安里常務は「大手メーカーと組むことで、県産紅イモの消費拡大、農家の所得向上にもつながる。今後も県産素材を使って、付加価値の高い商品づくりに取り組みたい」と話している。