【東京】安倍晋三首相は24日、東京の迎賓館でオバマ米大統領と会談し、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設や、在沖米海兵隊のグアム移転を着実に進めることを確認した。普天間の5年以内の運用停止は、沖縄県からの要望として説明。オバマ氏は「在日米軍の円滑な運用を図りながら、沖縄の負担軽減に取り組みたい」と述べた。

 安倍氏は会談で沖縄の負担軽減について「普天間飛行場の5年以内の運用停止を含む沖縄県知事からの要望に、わが国としてできることはすべて行う姿勢で対応する」と述べ、日本政府としての要請ではなく、県からの要望に日本政府として取り組む方針を伝えた。

 普天間に配備されているMV22オスプレイの県外での訓練増加に向けた取り組みへの米側の協力も要請。昨年12月に、日米両政府が協議開始を合意した日米地位協定の環境面の補足協定についても、協力を求めた。

 会談後の共同記者会見で、安倍氏は「在沖海兵隊のグアム移転や、普天間飛行場の移設を含め着実に進めていく決意をお互いにあらためて確認し合った。沖縄の負担軽減に向けて米国のさらなる協力を要請した」と述べた。