【本部】深海に生息する世界最大の無脊椎動物「ダイオウイカ」が20日、北大東島沖でのソデイカ漁で捕獲された。体長約2メートル70センチ、体重約32キロ。沖縄美ら島財団(本部町)が、すでに死んだ個体を譲り受け、25日から標本化に向け調査を始めた。謎の多い生態の研究に生かし、沖縄美ら海水族館での活用を検討する。

ダイオウイカの体長を測る職員=25日、本部町・沖縄美ら島財団総合研究センター

 北大東島沖約130キロの水深500メートルから引き揚げられた。25日の調査では、個体を計測し、写真を撮影した。今後、部分ごとに詳しく調べ、全身をホルマリン固定し、保管する。同財団によるダイオウイカの調査は1994年以降3例目、標本化は2例目。

 同財団の戸田実主任技師は「やや小ぶり」とみるが、「鮮度のいい個体なので年齢がわかるかも」と期待。調査を見守った職員は「わー、大きい」と目を丸くしていた。