【伊江】村内の麦畑で麦刈りが最盛期を迎えている。同村真謝区では黄金色をした麦が次々に刈り取られている=写真。伊江村は県内随一の小麦産地。多くは在来種の「江島神力(えしまじんりき)」で、一部「ニシノカオリ」も栽培されている。

黄金色に熟した小麦の収穫作業が最盛期を迎えている=16日、伊江村真謝区

 無農薬で育てられ、3月下旬から5月上旬にかけて収穫。10日間ほど乾燥し、実を丸ごと製粉したふすま入りの全粒粉は主に自家消費される。淡い茶色で栄養価も高く、村民は“ムジヌフ(島の方言で麦の粉)”と呼び、昔から天ぷらなどに使っている。

 香りがふくよかで素朴な味わいが評判を呼び、近年はケーキやパン、スナック菓子の材料として村内外で使用されている。小麦の加工品は村内の商店、伊江港ターミナル内の伊江島物産センターなどで販売している。(屋嘉比りさ通信員)