【読谷】村ゆかりの偉人を取り上げた現代版組踊絵巻「読谷山花織の宴」の公演が5月4日午後1時と午後6時の昼夜2回、村文化センター鳳ホールで開かれる。日本一人口の多い村となった記念公演で、主催はTAO・Factory(タオ・ファクトリー)、共催は村と村教育委員会。24日に村役場で会見があり、関係者が来場を呼び掛けた。

「読谷山花織の宴」の関係者が多くの来場を呼び掛けた=24日、読谷村役場

 物語は全体を4章に分けた偉人列伝。進貢史で商売の神様とされる村出身の「泰期」や村と嘉手納町に架かる比謝橋を詠んだ女流歌人「吉屋チルー」、村座喜味グスクを居城にした「護佐丸」、初代琉球王で村伊良皆に眠る「尚巴志」、三線音楽の始祖とされる「赤犬子」など村ゆかりの人物が描かれる。

 出演は中学生から25歳までの若者55人で、今回は読谷高校ダンス部や残波大獅子太鼓など村内の団体が特別ゲストとして出演。「日本一人口の多い村」記念として新たに脚本を加えて120分の長さになった。

 タオの藏當慎也代表理事は「読谷山花織の宴は、多くの方々の協力で5回目の公演を迎えることができた。ぜひ多くの人に来場してほしい」と呼び掛け。

 石嶺傳實村長は「読谷の伝統工芸品である花織を題材に、縦横の人間模様を描いている。舞台の成功を願っている」と期待した。

 読谷高校ダンス部の照屋史華さんは「これだけ大きな舞台で踊ることはあまりない。事前のフィールドワークで読谷の歴史の知識も深めている。いい舞台にしていきたい」と意気込んだ。

 入場料は大人2500円、高校生以下2千円。