空手道の県高校夏季大会は27日、コザ高校体育館で行われ、同校対決となった男子個人組手は玉城大護(前原)が伊藤大賀(同)を下して優勝した。女子は新垣夏紀(浦添)が、昨年の1・2年の部に続いて頂点に立った。

男子個人組手決勝 中段突きで攻める前原の玉城大護(右)=コザ高校体育館(国吉聡志撮影)

 男子個人形は島袋佑哉(コザ)、女子は與那覇綾子(浦添)が制した。1・2年組手男子は赤嶺洸史(首里)、同女子は1年生の宮城亜津咲(浦添)が栄冠に輝いた。

同校対決 判定で雪辱

 緊迫した攻防となった男子個人組手決勝は、玉城大護(前原)が、伊藤大賀(同)に判定勝ちし、県内個人タイトルを手にした。昨年10月の新人大会決勝の雪辱を果たした玉城は「やっと大きな大会で勝てた」と声を弾ませた。

 田村正人監督が見つめる中、手の内を知り尽くした両雄は、けん制し合った。右構えでリズムを取りながら、機会をうかがう伊藤に対し、左構えで腰を低くし、カウンターを狙う玉城。にらみ合いが、10秒近く続く場面もあった。

 中盤には、伊藤がフェースガードを直すための中断で、間を取った際にも玉城は「相手のペースにのまれてはいけない」と集中力を高めた。

 結局両者譲らず、判定に持ち込まれ、終了間際の接近戦で攻めた玉城に軍配が上がった。

 チームでは玉城は主将で伊藤が副将を務める。「伊藤は本当に強い」と相手をたたえた主将は「男子の組手は前原が強いといわれるよう2人で盛り上げたい」と力を込めた。(花城克俊)