桑江氏のリードがテレビで報じられると、選対は一気に重苦しい雰囲気に。集まった支持者らは、テレビに開票速報が出るたび、食い入るように数字を確認し「まだわからない」「大丈夫よ」と口々に声をかけあったが、次第に静まりかえっていき、険しい表情で腕組みして画面を見つめた。

相手候補の当確が報じられ、支援者に頭を下げる島袋芳敬さん(左から2人目)=27日午後10時32分、沖縄市園田の選対事務所

 午後10時すぎ、島袋氏が選対に到着した数分後にテレビで桑江氏の当確が報じられると、島袋氏は表情を変えず、長いため息をついた。

 静かに立ち上がりマイクを握った島袋氏は「多くの市民に支えられて選挙戦をやってきたが、このような結果になり残念だ」と話し、妻の洋子さん(63)とともに、集まった支持者らに深々と頭を下げた。

 東門美津子選対本部長は「これまで二人三脚でつくりあげてきたものを花開かせるのはこの人しかいないと思っていた。力不足でこのような結果になり、申し訳ない」と悔しさをにじませた。