【読谷】27日、読谷村で開かれた残波岬駅伝。村伊良皆の又吉盛一さん(70)率いる「又吉ファミリー」は家族3世代で、たすきをつないだ。2010年から5年連続で出場しており、今では年度初めの一大行事。今年はおそろいの赤いTシャツで団結をアピール。盛一さんは「この大会は家族の絆を強くする日。毎年楽しみだよ」と汗をぬぐった。(大城大輔)

家族3世代でたすきをつないだ又吉盛一さん(左から3人目)や、孫の外間大心君(右から2人目)ら又吉ファミリー。毎年この大会を楽しみにしている=27日、読谷村・残波岬公園

 盛一さんは50代のころに、読谷陸上愛好会でマラソンを始め、フルマラソンもこなす。その影響を受けて家族も走るようになった。残波岬駅伝の出場は、盛一さんが「地元だし、家族で毎年出られるから」と呼び掛けて実現した。

 この日出場したのは区間の関係で6人だが、応援組も合わせて11人が集合。フルメンバーが集うと15人になるという。

 5区の盛一さんからたすきを受けたアンカーの長男・盛武さん(49)は「親も孫も一つになれる。盆正月の延長みたいなもんですね」と話す。

 盛一さんから、この日のMVPに指名されたのは孫の外間大心君(9)。2・5キロを13分台で走ったが、「まだまだいける。目標はおじいちゃん」と、にこり。

 次男の修さん(46)は、みんなをビデオカメラに収めようと、一緒に力走。レース後は「これから実家に行って、みんなでビデオを見ながら打ち上げです」と胸を張る。

 盛一さんは「これからも、この大会に出続ける。目標は家族4代…いや、5代はいけるかな」と、家族の輪が広がるのを楽しみに、走り続ける。