【本部】もとぶ産直農家組合の直売所「もとぶかりゆし市場」が事業の規模拡大を目指して4月から本部町大浜内で店舗を移転、営業している。地域で生産した作物を消費、販売する「自産自消」をテーマに学校給食やホテルなどとの連携を進めており、今年は移動車を使った移動販売にも力を入れる考えだ。

「自産自消」の規模拡大を目指し新店舗へ移転したもとぶかりゆし市場のスタッフ=本部町大浜

 新店舗は町大浜の旧店舗から南西側約200メートルに移転。要望が強かった駐車場などを完備した。17日に新店舗であったお披露目式には、役場関係者のほか生産者、スタッフら約40人が参加した。

 兼次貢組合長は2012年に開店以降、学校給食やホテルなど飲食業者との輪も広がったことを報告。

 「今年はかりゆし号で町内津々浦々、本部の自然の恵みが行き渡るよう移動販売に力を入れたい。みんなに愛される市場としてスタッフ一同運営していきたい」と意気込みを語った。

 生産者の立場としても「これからも安心安全安価な農産物を消費者の皆さんに提供したい」と力強く宣言した。

 平良武康副町長は「食育など食からの健康意識が高まる中、新鮮な農産物を手にできる市場として、町の農業の原動力、新たな観光拠点としてのさらなる発展に期待している」と激励した。

 式の後、その日の朝に収穫された新鮮野菜を販売。ベビーリーフの詰め放題も人気の一つで、ほぼ毎日買い物に来るという50代の女性は「駐車場が広いので車の心配をせずにゆっくりと買い物ができる」と笑顔で話した。

 問い合わせは同市場、電話0980(47)4649。(仲間里枝通信員)