りゅうぎん総合研究所(池端透社長)とおきぎん経済研究所(出村郁雄社長)は28日までに、3月の県内景況をそれぞれ発表した。消費増税前の駆け込み需要で、個人消費関連の全ての経済指標が前年同月比2桁増を記録し、好調だった。観光関連と建設関連も好調に推移しているとし、りゅうぎんは「拡大の動きがさらに強まる」と3カ月連続、おきぎんは「拡大している」と2カ月連続で判断を据え置いた。

 4月以降の先行きは、個人消費が増税後の反動減が一時的にでてくるものの、夏ごろには回復。建設関連は公共工事が増加するため、観光関連では航空路線の拡充などがあり、ともに好調に推移すると見通している。

りゅうぎん総研

 【消費関連】百貨店売上高は、駆け込み需要で高級婦人服や宝飾品などの高額商品の売れ行きもよく、14・7%増と3カ月連続で上回った。

 【建設関連】新設住宅着工戸数は、駆け込み需要の契約が残っており、2カ月ぶりに増加。セメントと生コンの出荷量は5カ月連続で増えた。

 【観光関連】ホテル客室稼働率は17カ月連続で上回った。宿泊収入は、客室単価は低下したが、販売客室数が増加し、2カ月ぶりに増えた。

おきぎん経済研

 【消費関連】駆け込み需要で、スーパー売上高(全店)は16・8%増と20カ月連続で増加。新車販売台数は20・5%増と8カ月連続で上回った。

 【建設関連】公共工事請け負い金額は、前年にあった那覇市営住宅の建て替え工事などの大型工事がなくなり、2カ月ぶりに減少した。

 【観光関連】観光客数は18カ月連続で増加。国内客は航空路線の拡充などで5カ月連続、外国客は円安効果もあり8カ月連続で伸びた。