参院議員や県医師会会長も歴任した医療法人おもと会理事長の大浜方栄(おおはま・ほうえい)氏が28日、老衰のため死去した。86歳。告別式の日時や場所などは公表されていない。(3面に追悼)

 大浜氏は石垣市大川出身。熊本医科大学付属医学専門部を卒業し、本土復帰前に大浜病院を設立。1972年には社会福祉法人おもと会(当時)を立ち上げ、同年に就任した県医師会会長は6期11年務めた。

 83年の参議院比例選挙で初めて国政に進出し、2期12年間で医師の立場からエイズ問題などに向き合った。2001年には勲二等瑞宝章を受けた。

 医療や議員活動のほか、1977年には県教育委員長も務め、県教委会合での「学力低下は行政にも責任はあるし、親も責任はあるし、いろいろ責任はあったかもしれないけれども、最大の責任はやっぱり教育現場の教師にある」との発言は全国でも報道され物議を醸した。著書に「教師は学力低下の最大責任者」がある。