【中北部】米軍普天間飛行場のMV22オスプレイが29日、読谷村のトリイ通信施設内で離着陸した。一度に兵士十数人が乗り降りした。伊江島でパラシュート降下訓練をしたとみられる。

トリイ通信施設に着陸したオスプレイから、降りてくる兵士たち=29日午後0時35分ごろ

 米軍が作成した環境レビューによると、トリイ施設は訓練目的の戦術着陸帯ではなく、給油や人員輸送、要人移動のための管理着陸帯とされている。

 昨年5月にも「人員輸送訓練」が行われ、村は抗議集会を開くなど、訓練の中止を求めていた。石嶺傳實村長は「昨年に続き訓練が実施されたのは残念。恒常化も懸念される」と述べ、米軍へ抗議する考えを示した。昨年は村に事前の通知があったが、今回はなかった。

 この日訓練したのは尾翼に「竜」の文字が書かれた機体番号09。昼すぎまでに少なくとも3度、村渡具知の海岸側から基地内に進入して着陸した。兵士を乗り降りさせて、飛び去った。

 伊江島では兵士がパラシュートで降下訓練する様子が目撃されている。