G☆W祭与勝闘牛大会(主催・与勝闘牛組合、後援・沖縄タイムス社)が5月4日午後1時からうるま市石川多目的ドームで開かれる。ゴールデンウイーク期間中の闘牛として知られ、5年連続の開催。巨体激突の大迫力場面を満喫できるイベントとして行楽客や観光客に好評だ。主催組合から5頭、他組合選抜の15頭、合計20頭による10取組が予定されている。ベテラン、中堅、若手など多士済々の顔ぶれとなり、戦力拮抗(きっこう)の好カードが多数。会場を沸かせる激戦連発が期待できそうだ。入場料は大人2500円(女性2千円)、中高校生は千円。小学生以下無料。

気迫あふれる戦いで復活の勝利となるか。八重山から帰還の与那覇大王

朝戸大砲、勝利の鍵は闘志。徳之島強豪の実力を見せるか。

G☆W祭与勝闘牛大会 対戦表

気迫あふれる戦いで復活の勝利となるか。八重山から帰還の与那覇大王 朝戸大砲、勝利の鍵は闘志。徳之島強豪の実力を見せるか。 G☆W祭与勝闘牛大会 対戦表

■結びの1番 朝戸大砲 対 与那嶺天王

 朝戸大砲は徳之島からの移籍牛で昨年のこの大会で常勝会天電を下して沖縄デビュー。その後、10月のうるま市祭り闘牛で雲龍優毅號に敗れたが、今年2月の読谷大会では東昇赤コブラに不戦勝。

 沖縄での戦績は2勝1敗となったが、まだ徳之島での実績(デビューから3連勝で中量級王座争奪戦に進出するも亀山工業若力に敗北)を感じさせる内容ではない。地力は一級品だけに、真価を見せてほしい。集中力を切らさず、最後まで「闘志」を持続できるかどうかにかかっている。

 与那嶺天王は旧名が上里号。徳之島(徳之島名は爆力大地)でデビューした直後に沖縄移籍。2009年7月から12年の9月まで北部、与勝組合で活躍した。その後八重山に移籍して転戦していたが、調子を戻して今年3月の本部大会で沖縄復帰。復帰初戦は切れのいい動きで勝機をつかみかけたが、持久戦(15分)となり、最後はスタミナ切れで失速。体力で勝る清風力波王に屈したが、2戦目に期待を抱かす内容もあった。相手の大砲は実績面から格上だが、終始気迫あふれる戦いができれば勝算は十分とみる。

■2番戦 龍星若獅子 対 常勝会荒鷲

 若獅子は昨年1勝(5月、神鷲パンダ)1敗(8月、結愛ちゃんトガイー)だったが、休養を十分に取って今年初登場。充電効果は完璧で、白星が期待できそうだ。荒鷲は昨年11月伊波で赤組武武に快勝した後、今年3月の選抜闘牛では龍天龍鬼丸に敗北。約2カ月の対戦間隔だが、リフレッシュできていれば勝機があるだろう。

■3番戦 神風桃太郎 対 八重山冠鷲

 冠鷲は昨年12月の具志川若手大会でデビュー。風神帝王に豪快な腹取りを決め、大勝した。今年正月2日の新春大闘牛にも出場し、ベテランの宮城花形を一蹴して闘牛通の関心を集めた。瞬発力のありそうな戦いぶりは魅力満点で、注目されそうだ。桃太郎も久々で切れのいい動きが期待できる。持久戦に持ち込み、有望新鋭に一泡吹かせることができるかどうか。(又吉利一通信員)