石垣市に寄港する国際クルーズ船の台湾人観光客を狙い、無許可タクシー「白タク」が営業しているとして、県ハイヤー・タクシー協会(湖城秀實会長)は30日、沖縄総合事務局に実態調査を求めた。

 同協会八重山支部は、港湾内での聞き取りや観光施設を調査し、特定業者が法人タクシーへのあっせんや自家用車やレンタカーで有償案内する「白タク」行為があったと指摘。

 市内の観光関係者によると、業者は台湾語が話せる住民を中心に、台湾側の旅行会社の依頼を受け、観光案内をしているとみられる。

 平良俊明支部長は「白タクを注意したが相手は『旅行業』と名乗った」と述べ、湖城会長は「(指導や取り締まりを)何もしなければ沖縄本島にまで白タク行為が及ぶ可能性がある。本島は八重山より台湾旅行者が多く、心配だ」と訴えた。

 同事務局陸上交通課の古堅宗安課長は問題との認識を示し、「現地を実態調査し指導したい」と述べた。