【豊見城】那覇ハーリーの安全と五穀豊穣(ほうじょう)を願う第12回ハーリー由来まつり(主催・豊見城龍船協会)が27日、豊見城城址公園内で開かれ、市内のノロ(神女)や神人による琉球王朝時代の儀式「豊見城上り」があった。

豊見城市内4地区のノロや神人がハーリーの安全を祈願した由来まつり=27日、豊見城城址公園内

 那覇ハーリーは約600年前、豊見城城主の汪応祖が中国で見た船遊びを漫湖で再現したことが始まりとされており、那覇ハーリーで歌われる「ハーリー歌」の中にも「豊見城上り」の内容が登場する。

 儀式では同市豊見城、根差部、嘉数、真玉橋の4字のノロや神人が城址内の豊見瀬御嶽に御神酒(おみき)やポーポーなどを供え、5月3日から那覇市の那覇新港ふ頭で開かれる第40回那覇ハーリー、7月に豊見城市の美らSUNビーチである豊見城ハーリーの安全を祈願した。

 参加者に御神酒などが振る舞われる「ウサンデー」の後は、那覇爬龍(はりゅう)船振興会メンバーが「ハーリー歌」や空手演武を披露した。