東京商工リサーチ沖縄支店は1日、4月の県内企業の倒産状況を発表した。4カ月ぶりに大型倒産(10億円以上)が発生し、負債総額は前月比3・4倍の13億1400万円となったが、発生件数は前月比4件減の3件で、4月としては過去40年で2番目に低い水準。過去1年間、1桁台で推移している。

 倒産は業績不振で破産した電気通信工事の工友社(負債総額12億2300万円)のほか、飲食業2件。建設関連は3年11カ月連続、飲食業は3カ月ぶりの発生となった。

 同支店では、金融機関による資金繰りの緩和、景気の拡大基調を背景に、当面は小康状態が続くとみる一方で「薄利でしのいできた建設業などが、夏場の端境期に資金繰りが厳しくなる可能性もある」と指摘している。