【南城】4月に採用されたばかりの南城市職員が4月30日、市役所玉城庁舎で「人口4万5千人を目指したまちづくり」に向けて考えた施策を提案した。都会とは異なるストレスの少ない住環境を踏まえ、「最先端の田舎を目指そう」と古民家を活用した事務所誘致など、若者の定住促進策を考えた職員もおり、フレッシュなアイデアが相次いだ。

新採用職員プレゼンテーションで、同期の発表を聞く新人ら=4月30日、南城市役所玉城庁舎

 新採用職員による提案は職員研修の一環で、入庁後1カ月間、市の政策を学ぶなど研修成果を披露する場と位置付け。市の政策を市民へ分かりやすく伝え、市民の信頼を得ようと総務課や国保年金課、教育委員会など幅広い職場に配属された男女15人が、知恵を絞った。

 社会福祉課の新垣瑛士さんは、通信設備が整った地方で仕事のできるサテライト・オフィス計画を提案。

 古民家を社屋や事務所として使い、交通渋滞や人混みなどストレスの少ない環境で、創造的な仕事ができる「最先端の田舎を目指そう」と訴えた。

 健康増進課の津波古さくらさんは、スマートフォン(多機能携帯電話)で子育て支援の情報を幅広く伝える仕組みをつくり、市民に利用してもらおうと提案。

 保健師職で入庁したが、研修を通して「観光や農業で市の発展を考える視点が新鮮に映った。市民の幸せのため頑張りたい」と意気込んだ。

 座波一副市長は総評で「議会に提出できるような、素晴らしい提案もあった。研修を終え、これからが本番。実務を頑張ってほしい」と新職員を激励した。