県産業振興公社理事長を務める知念榮治氏(74)=沖縄セルラー電話会長=が体調不良を理由に、理事長職を辞任する意向を公社側に伝えたことが1日、分かった。株式上場支援会社の沖縄ジェイ・アドバイザー社長を含めて、兼任している公的な役職ポストも辞任する見通し。沖縄セルラーの会長職は続投する。

知念榮治氏

 関係者によると、知念氏は3月下旬に体調を崩し、那覇市内の病院に入院。療養生活が長期化するとの見通しから、知念氏自身が激務の理事長ポストの継続は困難と判断、公社側に退任の意向を先月末までに伝えていた。

 理事長ポストの後任人事については、県が人選作業に入っており、今月末の理事会で決定する予定。

 知念氏は2007年3月から県産業振興公社理事長に就任し、現在4期目。同氏はりゅうせきや東亜運輸の社長・会長を経て、06年から3期6年、県経営者協会長も歴任するなど、県経済界のリーダー的な存在。