第40回を迎えた那覇ハーリー(5月3日~5日)を記念し1日、かつては海原を走っていた爬龍船(はりゅうせん)が会場の那覇新港埠頭(ふとう)に展示された。来場者に乗り手の感覚を味わってもらうのが目的で、初めての展示。船は長さ約14メートル、幅約2メートル、重さ2トン余り。

展示のため陸揚げされた爬龍船を組み立てる作業員ら=1日午前11時半ごろ、那覇市・那覇新港

 展示される船は練習用に使われ、最近は予備のために泊港内に保管されていた。那覇爬龍船振興会の津波義信副会長は「倉庫でほこりをかぶっているより、ずっといい。陸に上がったら船の形や側面の模様がよく見えるよ」と感無量の様子。船にはエーク(かい)や旗なども備え付けられ、記念撮影も可能だ。

 大会を運営する那覇市観光課の垣花卓主事は「子供やお年寄りなど、爬龍船に乗れない人も船に乗って、那覇ハーリーのダイナミックさを楽しんで」と来場を呼び掛けた。